2014年10月12日

セラミドの種類/重要なのはどれ?

前回はセラミドはなんぞや

というお話をしましたが

なんとなくでもわかっていただけたでしょうか^ ^;


今日は前回の記事から

セラミドの種類のお話をしたいと思います


まずは、人間の皮膚にあるセラミドの種類

こちらの5つから見ていきましょう^ ^


セラミド1

水分保持機能と共に、外部からの
刺激や異物からお肌を守る力が強い

セラミド2

水分を保持する力が強く、水分のバランスを保つ

セラミド3

水分保持機能と共に、シワを浅くする

セラミド4、5

角質層のバリア機能を構築・維持する

セラミド6

角質のターンオーバーを促進、シワの深さを軽くしてくれる
働きはセラミド3によく似ている

セラミド7

皮膚常在菌のバランスを保つ効果
抗菌作用や消炎作用


と、微妙に特性が違っているようですね



では、
どのセラミドが重要なのか

ここがポイントです


皮膚の角質層にあるセラミドの中では

特にセラミド1、2、3が重要だといわれています


セラミド1
バリア機能をキープするための成分として重要なセラミド

セラミド2と3
保湿効果の高いセラミド


この中で肌にもっとも多く含まれているのはセラミド2です

全体のセラミドの約21%を占めているそうです

肌に及ぼす影響力がとても高いといわれているんです




そして、セラミド3と6年齢を重ねると減少してしまうもの

アンチエイジング系の化粧品には

このセラミド3、6が配合されていることが多いのですが

抽出するのに時間がかかるために

商品化された物は高額なんだとか・・・^ ^;


また、美容液などの化粧品に配合されている

セラミドは4種類あります


○天然セラミド

馬などの動物の脳や脊髄などから抽出したセラミド
保湿力にとても優れています

○ヒト型セラミド

酵母を利用して生成
皮膚に含まれるセラミドとほぼ同じ
保湿力や浸透力に優れていてお肌に優しい
「バイオセラミド」ともいいます

○植物性セラミド

米ぬか油、小麦胚芽油などから
抽出した植物由来のセラミド   

○合成セラミド

石油原料から化学合成されたもの
多くの化粧品に使われていますが
天然セラミドやヒト型セラミドと比べて効果としては薄い
「擬似セラミド」ともいうようです



ここでは、天然セラミドを選ぶことが重要

合成セラミドや擬似セラミドは値段が安いですが

効果が期待できるかというと個人的には微妙です^ ^;


セラミドは、肌の潤いを保つうえでとても大切です

みずみずしい潤いのある美肌をつくるために

セラミドの補給をしてあげましょう^ ^



では、今日はここまで

またよかったら読んでくださいね♪


応援ポチッとお願いします
posted by アオ at 18:19| Comment(0) | 肌の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月06日

セラミドとは/肌の保湿成分

ずいぶんと間があいてしまいました^ ^;

読んでくださっている方すみませんでした


さて、ここから『セラミド』のお話をしたいと思います


過去記事にもたまに登場しているワードですね

セラミドって、そもそもなんなんだろう

と、思われている方もいるのではないでしょうか^ ^



セラミドとは

角質層の中にある

「細胞間脂質」を構成する成分のひとつです

細胞間脂質は水分を間にはさみこむことで

水分を逃がさない働きをします


保湿成分には

「水分を間にはさみ込む」

「水分を吸着する」

「水分を抱え込む」

と、いろいろとありますが

細胞間脂質のようにはさみこむことは

水分保持力も強く、とても重要なのです


強力な水分保持力を持つ

細胞間脂質の主成分がセラミドというわけ^ ^

細胞間脂質の50%をしめています


このセラミドが不足することで

細胞間脂質が十分に水分を保持できなくなり

乾燥してしまうんですね


また、角質層は紫外線などから

お肌を守るバリアの役割も果たしています


不足するとこのバリア機能も低下するため

肌トラブルの原因になってしまうのです



セラミドは、お肌のターンオーバーによって生成されます

*
ターンオーバーとは、

角質層がおよそ28日周期で生まれ変わることです



このターンオーバーにより

新しい表皮細胞ができるんです

セラミドはこのターンオーバー過程で

生成されるものですから

ターンオーバーが遅くなったりする

生成されるセラミドが減り、

これもまた乾燥肌などの原因のひとつになります



かんたんに書いてみましたが

セラミドはもともと肌の内部にある保湿成分です

このセラミドを補給して水分量を整えられれば

みずみずしいキメの細かいも夢ではない!!


しかし、年齢を重ねるとだんだんと減少してしまいます

20代と50代で比べると

約2倍もの差があるといわれているのです

しっかりと補給していくことがポイントですね^ ^


ということで、今日はここまで

またよかったら読んでください♪


応援ポチッとお願いします

posted by アオ at 22:52| Comment(0) | 肌の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月26日

敏感肌/泡洗顔で優しくケア

今日は敏感肌のお話をしたいと思います


敏感肌とは

強い洗剤や化粧品で肌が荒れたり、赤みが出たり・・・

普通肌の方などに比べ、反応しやすい肌のこと


最近では精神的なストレスや食生活などから

また、花粉やアレルギーが原因の場合だってあるんです


敏感肌に多い肌トラブルとしては

「お肌のカサつき」

「ヒリヒリとした痛みやかゆみ」

「ニキビ」「赤み」「吹き出物」などがあげられます




そしてここでも重要なのは

『間違ったスキンケア』


誤ったクレンジングや洗顔

肌に合わない化粧品をつかっていることで

悪化しているということもあるのです



まずひとつは

“○○フリー”に頼りすぎないこと


パラペンフリー

アルコールフリー

と書いてあると

つい安心して使ってしまいそうですが

その他の成分もきちんとチェックすること


低刺激で、敏感肌対応成分が配合されている

スキンケア用品を選ぶことがポイントですね


そして低刺激のものを選んだとしても

買った方全員の肌に合うかどうかはわかりません

まずは試してみることです^ ^



ふたつめは

不十分な洗顔


お肌のブツブツが気になってしまって

泡立てずにゴシゴシ洗っていませんか?


お肌に必要な潤いをとりすぎず

汚れはしっかりと落とすことです

しっかりといっても擦るのはいけません

優しく泡洗顔が基本なのです



みっつめは

コットンを使わない・クリームは塗らない


肌への摩擦はたしかに気になりますが

手で塗り広げるのは難しいです^ ^;

優しく当てる程度にコットンを使っていきましょう

水分不足は肌荒れをひどくしてしまいます



そしてベタつきを気にしてクリームを塗らないのも大問題

敏感肌=バリア機能が低下

というくらいですから

クリームは必須アイテムなのです

保護力の高いアイテムですから使っていきましょう

ただ、敏感肌に合ったクリームを使うことを忘れずに^ ^




敏感肌のケアのポイントは

ここでも「保湿」です


保湿はスキンケアの基本

敏感肌にも欠かせません


角質層の保水機能を回復

お肌のバリア機能を回復させるため

しっかりお肌に水分を浸透させフタをすることです^ ^



敏感肌に悩んでいる方はとても多いようです

あまりにひどいと思っている方は

皮膚科で相談されるのもいいと思います^ ^



では、今日はここまで

またよかったら読んでください♪

応援ポチッとお願いします

posted by アオ at 21:54| Comment(0) | スキンケア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする